俳句志願

 俳句を一日一句、つくろうかと思ってるんですよ。
 いやいやべつに、本格的ってわけではなくて、素人の、下手くそな俳句を、ね。
 俳句って好きだけど、ちゃんと勉強したこととかないので、本当に単に適当にラフに思いつきで、なんだけど。
 
 歳を取ってきて、いろいろ知って、いろいろ経験して、やっと、俳句の良さっての、だんだん感じるようになってきたんだよね。
 京都だってそうでしょ。中学高校の頃から京都が真剣に好きな人って、そうそういないと思う。だから修学旅行で無理やり連れていかれたって、興味を示さず、友達と騒いだり、夜は枕投げしたりってそっちのほうに入れ込むのはあたりまえなんだよね。
 でもいつの頃からか、人は京都が好きになる。気になりだす。寺とか神社とか歴史とか街並みとか仏の顔とかに興味が出てきて、自分の気持ちで「行きたい!」と思うようになって、行く。人はこうして京都の魅力にどんどんと深くとりつかれるようになるんだ。
 俳句も同じ。たぶん、ね。僕もいつの頃からか、俳句の魅力を少しずつ感じるようになってきた。自然な流れで、俳句をつくりたい、そう思うようになった。
 この時でしょう。待ってました。
 
  What's your dream? 思い巡らし 梨をくう
 
 あー下手くそだ、どうしょもないな(笑)
 
 (23:54)