木更津花火大会

 14日に奥さんの実家の木更津でやっさいもっさいを見たことは書いた。その晩遅くのバスで、アクアライン経由で蒲田の実家に戻り、泊まって、15日は朝から三浦半島の先っぽまで母と奥さんと3人で墓参りに出かけた。
菩提寺 父方のじいさんの出た家はもともと横須賀の漁師なので、菩提寺もそっちのほうにある。この前書いたように東京のお盆は7月だから、迎え火や送り火は7月にやってしまうのだけれど、菩提寺のある地域のお盆はいわゆる月遅れの8月。なので夏の墓参りは、寺に合わせていつも8月15日になる。
 疑問なんだけど、8月にお盆をする地域は、先祖が家に帰ってきているときなんで墓参りもするのだろう。ご先祖さん、お墓にはいないはずでは?と思う。何か仏教的に理由があるのか、それとも慣習でそうなっているのか、調べていないのでちょっとわからない。ただ、7月にお盆で先祖を迎えて、送って、8月にお墓を参るといううちのスタイルは、実は案外理にかなっているのかもしれないね。
 この夏いちばんじゃねえのという暑さの中、海風がそよぐ寺で墓掃除と墓参りを済ませる。本堂では新盆の法要が営まれていて、境内にはけっこうな人がいる。セミの声、読経の音、百日紅の花、線香の煙と香り。日本の夏の光景だと思う。
白熊アイス 近くのレストランでランチ(2名冷製パスタ、1名ナシゴレン)。それからいったん蒲田に戻って、白熊アイスを食べたりしながら少し休憩して(これたしかに真夏には最高)、競馬では負けて、夕方4時になるちょっと前に、母を連れて実家の車で木更津へ舞い戻った。
 木更津は、8月14日はやっさいもっさいで、15日は港での花火大会と決まっている。まず奥さんの実家で夕ご飯をいただいてから、みんなで港まで見にいった。
木更津花火大会 木更津の花火大会は、時間は夜7時半から9時すぎまでのおよそ1時間半。打ち上げは9000発と、規模がけっして大きいわけではないけれど、人出も大規模な花火よりは少ないから(推定27万人とのこと)、なんというかバランスが取れていて気分がよい。いちおう“関東一の特大スターマイン”なんてのもあって、東京湾を挟んだ横浜川崎側からも見える。
 港の海に面したけっこういいポジションをキープできたので、最初から最後までゆったり観覧できた。終了後いったん奥さんの実家に戻り、11時半頃、蒲田に帰ってきた。朝から夜更けまで盛りだくさんの8月15日だった。
 
 
 (10:30)