ニュージーランドT・阪神牝馬S

　きのうは午前中まで宝塚にいたから、本当ならそのまま残って、きょうの阪神牝馬S、あしたの桜花賞まで見ていきたかった。でもきのうの午後ときょう、東京で取材が入ったのでやむなく帰京。そのぶん横浜で今季観戦初勝利＆今季初の連勝を見られてよかったけど。
　NHKマイルCの前哨戦、ニュージーランドT。本番（府中）とはコースが違うから、先につながるかよりはやっぱり中山巧者の視点で選びたい。本命はニシノメイゲツで。本番で買えるかとなると微妙だが、中山は3戦2勝で、オープン（芙蓉S）勝ちもある。負けた1回もＧIの朝日杯で、しかも大外枠で出遅れの5着なら評価は下がるまい。デビューから乗り続ける北村がそのまま鞍上というのも心強い。
　対抗には朝日杯でそのニシノメイゲツに先着（3着）したダイワバーバリアン。出遅れグセが気になるが（しかもヤネは蛯名）、まともに走れば頭まで。単穴には短期放牧明けだが同コース同距離のジュニアCでハンソデバンドに0秒1差が光るマイネルマルシェ。馬券は◎の単複と、3頭の馬連ボックスで。
　阪神メインの阪神牝馬Sは、プロヴィナージュ本命で。初の千四がどうかだが、阪神は合うし、春に強い（はずの）フレンチデピュティ産駒だけに期待もできる。対抗は、ここ2戦で復調が確実なワンカラット。阪神の千四はフィリーズレビューを勝ち、前走の阪急杯でも2着に入った得意条件だ。充実一途のヒカルアマランサスを単穴に押さえて、馬券は◎の単複と、◎から○▲の馬連で。
　
　＜ニュージーランドトロフィー＞（ＧII・中山芝1600）
　　◎ニシノメイゲツ
　　○ダイワバーバリアン
　　▲マイネルマルシェ
　
　＜阪神牝馬ステークス＞（ＧII・阪神芝1400）
　　◎プロヴィナージュ
　　○ワンカラット
　　▲ヒカルアマランサス
　
　（14:37）