準決勝

 第1試合、曹洞宗駒大苫小牧)と弁天宗智弁和歌山)の宗教対決は曹洞宗の地力勝ち。駒大苫小牧は夏3連覇という偉業に王手をかけた。
 第2試合、王貞治早稲田実)とムネリン(鹿児島工)のソフトバンク対決は王貞治の貫禄勝ち。荒木大輔1年時の1980年(愛甲の横浜に敗れ準優勝)以来26年ぶりの決勝進出を決めた。
 
 これで、あすの優勝戦(決勝)は今大会を代表する2人の右腕、早実・斎藤vs駒大・田中の投げ合いとなった。
 ホームラン数が従来の記録を大幅に上回り、初日から10点ゲームが多発し、とにかく打撃面ばかりが注目された今大会。結局決勝に残ったのは、その打撃力に加えて、投手陣が他よりしっかりしているこの2チームになったというのは象徴的だ。
 で、あしたはどちらを応援するかって? それはやっぱり、早実でしょうな。
 早実は、春は王のときに1度優勝しているけれど、夏は26年前の準優勝が最高。斎藤くんの右腕で夏初めての栄冠を勝ち取れるか。
 
 (16:00)