決勝、引き分け再試合
歴史に残る一戦……という言い方は、僕はあまり好きじゃない。どんな試合であっても、歴史には残るから。
けれど、“歴史的な一戦”という言い方なら、それはたしかにあるし、何より“記憶に残る一戦”、この表現なら、もはや誰ひとり文句を言わないだろう。きょう行われた第88回全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園の優勝戦、早稲田実業と駒大苫小牧の対戦。まさに鳥肌の戦いだった。
1-1で、延長15回。途中、両校優勝でもいいとさえ思った。あす、僕が生まれた1969年夏大会*1以来37年ぶりとなる決勝引き分け再試合が行われる。
あと3分で、その歴史的な、記憶に深く深く残るであろう一日が、また始まる。
いまからもう、ドキドキだよ。
(23:57)