湯の小屋温泉のお話

 湯の小屋温泉洞元荘の写真をいくつか載せておきます*1
 
 
 <24時間入れる混浴の露天風呂「夕立風呂」の入り口。混浴といっても入ってくる女性はオ●サンだけだろうと思っていたら、若いカップルが連れ立って入っていくのも見かけました。やる〜
 
 
 
 <露天風呂は周囲が深い雪に囲まれています。昼と夜で異なる風情を楽しめるのがグッド。夜は薄明かりにかすかに浮かぶ雪の森が神秘的でした。ただし、この時期でも外気温は氷点下5〜7度、場合によっては氷点下10度を下回ったりするので、風呂に入るまでは超寒い。そしてお湯はちょっぴり熱いのです
 
 
 <屋根の雪が重みでずり落ちてきたんでしょうが、そのままの形で安定凍結しています。さながら氷瀑(凍った滝のこと)のような様相ですね。リトル氷河状態です。両側の建物と比べればその大きさもわかることでしょう。実物を見るとかなり圧巻で、引きますよw
 
 洞元荘は水上温泉から車で40分も上っていったところにある山奥の一軒宿。宿自体は50室もあるけっこう大きめの旅館で、この日は団体客もいたんですが、全体としてはなかなか好印象の宿でしたよ。料理も悪くなかったし、値段も手頃ですしね。
 夜は建物のすぐ脇でタヌキの餌付けをします。しばらくガマンして見ていると、野生のタヌキが寄ってきます(餌付けしているので純粋に野生とはいえませんが)。この季節のタヌキは冬毛が出ているせいか、かなりモサッとした印象です。タヌキのほかにキツネやテン(貂)もやってくるそうです。こどもたちがタヌキを見て騒ぐのはわかるんですが、われわれ30代中盤のオヤジ3人組もこどものように楽しんでました。タヌキを観察できる部屋がちょっと寒いので、やすはブーブー言ってましたけどね(笑)。
 雪の中の露天風呂はやっぱりいいですね。外気温が相当寒いのでけっこうな根性が必要ですが(宿の建物から露天風呂までの往路が超寒い)、首までお湯につかって雪と氷の景色をのんびり眺めていると、まあこれも一種の天国ってやつだと思えてきます。ただ、お湯がやや熱めなので、熱い湯がニガテなやすはここでもちょっぴりツラかった様子(笑)。
 とにかくまあ、2メートルを平気で超えるこの一帯の積雪の多さは、日頃雪を見ない都会の人間としては感動モノでしたよ。最近これくらいたくさんの雪を見ていなかったので、感動もひとしおでした。雪好きならば、降る雪積もる雪を眺めているだけで全然飽きません。水上温泉も1メートル50前後とかなりの積雪なんですが、このあたりと比べてしまうとちょっと少なく感じました。
 以上、アタマの悪い中学生風の感想文としてまとめてみました(笑)。 (21:04)
 

*1:今回の写真はソニーサイバーショット DSC-P100」で撮影しています