朝日杯・愛知杯

 中山のマイルは外枠不利、かつ1番人気が勝てない……そんなコースでGIをやるなという話もあるが、実際にあるのだから仕方ない。まず本命は内枠の先行馬有利に素直に乗ってマイネルラクリマ。前走・東スポ杯では勝ったサダムパテックに0秒6差の4着だが、2着のリフトザウイングスも0秒6差だからタイム差はない。それならコース形態から、こちらのほうにアドバンテージがあると考えた。
 対抗は、そのリフトザウイングス。ルメール騎乗はやはり魅力。しかも国内で唯一ディープインパクトを破ったハーツクライ産駒というのもおもしろい。単穴には、大外不利を逆手に考えてタツリュウマイネルラクリマと同じチーフベアハート産駒で、いちおう2戦無敗馬、さらに鞍上は江田照となれば夢も膨らむ。以下、中1週で評価を下げたが本来なら本命対抗クラスで考えたいリベルタス、いちおう1番人気のサダムパテックまでを押さえて、馬券は◎の単複と、◎から各印への馬連・ワイド、および○‐▲のワイドも。
 小倉メインは、中京改装中のため代替開催の牝馬限定重賞・愛知杯秋華賞アパパネの5着したレディアルバローザに期待した。対抗は小倉4戦4勝とコース相性バツグンのイタリアンレッド、GIからローカルのGIIIにきて本来の力を発揮できそうなシングライクバードを単の穴に、激化する先行争いをうまく乗れればおもしろいテイエムオーロラを連下に押さえて、馬券は◎の単複と◎から各印への馬連・ワイドで。
 
 <朝日杯フューチュリティステークス>(GI・中山芝1600)
  ◎マイネルラクリマ
  ○リフトザウイングス
  ▲タツリュウ
  △リベルタス
  △サダムパテック
 
 <愛知杯>(GIII・小倉芝2000)
  ◎レディアルバローザ
  ○イタリアンレッド
  ▲シングライクバード
  △テイエムオーロラ
 
 (13:24)