大阪杯・ダービー卿CT
GI谷間の今週は東西で名物重賞。阪神は強豪古馬が春の盾や宝塚記念に向けてスタートを切る大阪杯、中山は毎年荒れることで有名なダービー卿CT。
大阪杯は人気馬の信頼度がきわめて高いレースで、基本的に荒れ目は少ない。今回も昨年の春秋グランプリ馬・ドリームジャーニーが単勝1倍台と1本かぶりの人気になっているが(2番人気は10倍台!)、まあ仕方のないところ。59kgを背負って、仮に勝てないことがあったとしても、このメンツなら連をはずすことはよもやあるまい。まったくおもしろくはないけれど、本命はドリームジャーニーで。
相手をひねりたい。世間では札幌記念でブエナビスタに勝ったヤマニンキングリーや、先行で一発を狙うサンライズベガ、また把瑠都の大関昇進で注目されるシェーンヴァルトあたりが上位人気だが、ここは前走・中山記念の2着がフロック視されるテイエムアンコールで。1800〜2000mを中心に使われ、しかも成績は比較的安定。阪神もいい。このメンツなら2着は十分ありうるだろう。単穴に、大化けの可能性を秘めるシェーンヴァルト。馬券は、◎の単勝だとあまりにつまらないから、◎→○の馬単と、◎=▲の馬単裏表で。余裕があれば◎→○→▲、◎→▲→○、▲→◎→○の3連単も。
一方、東のダービー卿CTは、大阪杯と打って変わって混戦模様。真ん中のほどよい枠に入り、自分でレースをつくれるマイネルファルケに期待した。相手には軽ハンデ&内枠で福島記念の再現を狙うサニーサンデー。単穴はトライアンフマーチ。以下、セイクリッドバレーとアップドラフトを連下で考えて、馬券は◎の単複と、◎から○▲△△の馬連で。
<産経大阪杯>(GII・阪神芝2000)
◎ドリームジャーニー
○テイエムアンコール
▲シェーンヴァルト
<ダービー卿チャレンジトロフィー>(GIII・中山芝1600)
◎マイネルファルケ
○サニーサンデー
▲トライアンフマーチ
△セイクリッドバレー
△アップドラフト
(12:53)