シンザン記念
きのうきょうは、昼間あたたかいねぇ。夕方ンなると寒くなるんだけども、それは冬だから仕方ない。昼はお天道様の光であったかく、夜は競馬の上がりで懐あったかく……といきたいものだねぇ。
土日と月(祝日)の3日間開催となった今週の中央競馬。本日の重賞は京都のマイルを舞台に行われる3歳戦・シンザン記念。メンツは手薄の感が否めず、“500万下重賞”の声も聞こえる。人気は2戦1勝のアグネスタキオン産駒ピサノユリシーズ。出遅れた前走も33秒台の末脚で追い込んで3着と素質が注目されるが、信頼できる1番人気かといえばやはり疑問符だ。出遅れグセも気になる。
期待したいのは父キングカメハメハ・母父フジキセキとこの時期なら強そうな血統のカネトシディオス。未勝利脱出まで5戦を要したが、いちばん負けたのが0秒7、あとは0秒4以内でまとめており安定感がある。前走の勝ちっぷりならメンバーの薄いここでも即通用するだろう。鞍上・藤田の好調ぶりも心強い。
対抗には阪神JFで本命を打ったタガノパルムドール。1戦1勝で挑戦した前走は大敗したものの、新馬を勝った京都マイルの舞台に戻って牡馬相手でも期待できる。▲にピサノユリシーズをいちおう押さえて、△には穴でマイネアロマ。黄菊賞2着は勝ち馬に0秒5離されたとはいえ見るべきものがあった。
馬券は◎の単複と、◎から○▲△の馬連。牝馬2頭(しかも同厩舎)の快走を警戒して○‐△のワイドも押さえておくか。ともかく伏兵が多いので、あまり手を広げずにいきたいところ。
<シンザン記念>(GIII・京都芝1600)
◎カネトシディオス
○タガノパルムドール
▲ピサノユリシーズ
△マイネアロマ
(14:47)