毎日王冠・京都大賞典

 <毎日王冠>(GII・東京芝1800)
  ◎ウオッカ
  ☆マッハヴェロシティ
 
 <京都大賞典>(GII・京都芝2400)
  ◎メイショウクオリア
  ○ジャガーメイル
  ▲オウケンブルースリ
  △トーホウアラン
  
 困ったなあ。毎日王冠、さすがにこのメンツで、少頭数では、ウオッカは悪くても2着確保でしょう。ウオッカ単勝は現時点で1.4倍だからあまりにもあまりに、だし……。穴馬選んでウオッカ相手の連か複勝くらいしか、馬券的な楽しみはなさそう。
 メンツを見回すと、4歳馬は4頭いるけれどどれも魅力薄。あとは高齢馬。となれば、唯一の若駒・マッハヴェロシティしかない。開幕週で内枠はどう考えても有利だし、オープン級ではあまりに頼りにならない鞍上も府中の内枠ならほんの少し期待できる。うまく逃げて3着以内……というのが狙いか。○の複勝と、ウオッカ相手のワイドで勝負。10倍前後つきゃ儲けもんでしょ。
 一方の京都大賞典。西のメインが11レースに戻ってほっとしている(笑)。こちらはGI馬が2頭登場だけれど、ともに仕上がりには?が付くし、59kg。そこまで強い馬でもないと思う。現時点で1番人気のジャガーメイルは重賞未勝利で、脚質的にも開幕週の京都でどうなのか? なので、他馬の入り込む余地は毎日王冠に比べてはるかに高かろう。
 ただし……魅力的な穴馬がいない。京都の2400というと日経新春杯を逃げ切ったテイエムプリキュアの印象がすぐ浮かんでくるが、あれはハンデ戦で49kgの軽量だったし、今回は牡馬なら58kgに相当する56kg。まあないだろう。それなりに人気だがここ2戦の1600万でも勝ちきれていないスマートギアは? ギモン。最内のトーセンキャプテンはおもしろそうだが中1週ではなぁ。モンテクリスエスは成長力がいかがなものか。京都得意の前年覇者・トーホウアランは大外が気になる。ハギノジョイフルは……無事コレ名馬ぶりには拍手だけれど、別定重賞は荷が重すぎる。
 そんなわけで、消去法で残ったというより若干やぶれかぶれで、本命はメイショウクオリア。ダート帰りで新味が出ることを期待する。とはいえ単には心もとないので、ジャガーメイルトーホウアランオウケンブルースリ相手の馬連かワイドか3連単BOXで……どうでしょう。
 
 (11:10)