ようやく夏のあの音が

 きのう、朝起きたら、ミンミンゼミの声が聞こえてきた。
 ニイニイゼミは聞こえていたし、先日書いたようにアブラゼミも夜に窓やベランダの周囲を暗躍しているけれど、ミンミンゼミのミーンミンミンミンミーンの声を家で聞いたのは、この夏初めてのことだと思う。
 なんだか夏っぽくない日々が続いているここ最近の東京だけれど、ようやく、夏の音を聞けた気がしてうれしかった。
 夏の音があれば夏の味もある。そうめん、ひやむぎ、夏の味もいろいろあれど、わが家では「だし」も定番のひとつ。
山形の郷土料理・だし だしは山形の家庭郷土料理で、山形は天童出身の母が昔からよく作ってくれた(写真のだしはうちの奥さん作)。キュウリ、ナス、ネギ、ミョウガ、オクラなどを細かく刻んで、醤油や酒、塩昆布なんかで味付け。ねばっとしてるけどさわやかで、ご飯にかけるといわゆる何杯でもいける系。最近はスーパーで売ってるのも見かけるんだが、あれはあまりおいしそうに見えないし、おそらく家で作るのがいちばんおいしいと思う。
 だし、ミンミンゼミ。夏には欠かせないなぁ。
 
 夏っぽくない日々が続くわりに、僕はもう真っ黒。もちろんこれは先週の奄美〜沖縄の旅のせいなんだけれども。
 皮もちょっぴりむけてきた。きょうは家で仕事して、土曜から月曜は2泊3日でまたショートトリップに出てまいります。土曜は競馬仲間と新潟競馬場へ、日・月曜は同じメンツで佐渡へ。週末は天気予報が芳しくないけど、せっかくだから晴れてほしいところですがね。
 
 (12:12)