ダチョウの肉

 きのう書いた、ダチョウの肉を食った話。
 食べたのは今帰仁村の「ダチョウらんど」っつーところ。いままでここの前を通過した回数は、少なく見積もっても10回は下らないんだけれども、訪れるタイミングを逸していたスポットなのです。ダチョウに乗ったりできる場所で、そこにダチョウ料理を食える店もあるってわけ。ダチョウ、駝鳥、オーストリッチですよ!
ダチョウのステーキ 食べたのは「ダチョウのステーキ」(右)と「ダチョウのさしみ」(下)。ともにご飯とスープが付いて、前者が1500円、後者が1000円と、案外リーズナブル。ダチョウの卵を使った目玉焼きもあったんだけど、これは通常8000円とかなり高い(このときは5000円でOKと言ってた)。ダチョウの卵だからもちろんデカイとはいえ、それにしても高いでしょ……。
 ステーキは、写真のように鉄板で自分で焼いて、タレにつけて食べる。ステーキというより焼肉ですな。味はといえば、けっこうあっさりしていて、どんどんといける。筋肉質のダチョウってことで脂質はきわめて少なく(そのぶん油を多めに敷くんだが)、肉としてはかなりヘルシー。脂が少ないからといって、べつにパサパサ感はなし。もうちょっと硬いかと考えていたけど柔らかくて、臭みも全然ない。むしろもうちょい臭みがほしかった感じで。
ダチョウの刺身 刺身のほうは、ショウガ醤油で。こちらは油を使って焼くわけでもないから、さらにあっさりしてて、表面だけサッと焼いて食べてもうまかった。ステーキも刺身も、全体的に牛の赤身から脂分をとってさっぱりさせたイメージ。ちがうのは、鳥だから筋に沿って縦に割けるような感じのところかな。
 食用とするダチョウは、ダチョウらんどではなく別の牧場で育てている。おいしく食べられる肉は若い時期のもので、「大きくなると硬くなってダメさ〜」とのこと。機会があれば、お試しを。
 
 (20:30)