ヤドカリン

　名護市辺野古（へのこ）のキャンプシュワブは、貴重な珊瑚礁を米軍のために埋め立てるって話題で全国的に有名。第2ゲートの目の前で写真を撮ろうとしたらダメだと言われた。
　まあ、なんつーか。
　
　昨晩は、名護の沖に浮かぶ屋我地島の民宿に泊。ここは離島とはいえず、本島の名護と20年ほど前に橋でつながれている。よって気楽に行ける島だ。
　明けて今朝はその屋我地島を出て、昨年2月に屋我地島からおよそ2kmの美しい橋でつながれた古宇利島へ。1960mだったかな。皐月賞よりほんのちょっぴり短い。
　この島は琉球の人類発祥伝説が残る“神の島”。天候はあいにくの小雨だったけど、車で右回り、左回りと2周し（四国だったら結界を開いてる……）、海の向こうの伊平屋島や伊是名島を眺めたり、海岸でヤドカリをおちょくったり、車にひかれたハブを見たりした。晴れていたら古宇利島からも与論島が見えるらしいのだけど、さすがにきょうはムリだった。
　で、古宇利島を発って、屋我地島に戻りしばし探索。そのあと本部半島を初日と逆回りで走り（これも四国だったら……ってもういいか）、旬の初ガツオの刺身をいっぱい食べ（超安い）、車でところどころ寄りつつ名護から辺野古のキャンプシュワブ、宜野座、金武、石川と南下し、コザでタコライスを食い、そして18時頃、那覇にやってきた。いつも泊まる美栄橋のウィークリーマンションに着き、シャワーを浴びて、これから2ヵ月ぶりに「さかえ」へ行くところ。とまあそんな感じっす、きょうは。
　
　（19:44）