光の梅酒

　巷間、仕事納めっすか。僕も今夜は忘年会……ではなくって、ただいま都心方面で打ち合わせ中なんざます。
　12月28日のこんな時刻に殺風景でうすら寒い会議室で打ち合わせというのもさみしげなので、今宵は酒なぞ持ち込んでみた。打ち合わせ相手はときをくんだし、軽く呑みつつ半分忘年会気分で話をしようともくろんだのである。
　そんなわけで、ここへくる途中に買い求めたのが鹿児島の黒糖梅酒。これうまいんだよね〜。焼酎や泡盛や日本酒とちがって半ばジュース気分で呑めるから（甘いからｗ）、まあ会議向きでしょ。かなりマジメなチョイスといえそう。それにしても、このフロアのいろんな部署から酒の匂いがしてくる。みんな普通に呑んでるじゃん。さすがは仕事納めの日だな。
　
　編集者のときをくんとはことし、春先に八丈島へ、夏の終わりに京都へ、秋（あるいは冬の初め）は北海道と沖縄へ出かけた。昨年も京都に行ったし、なにげによく一緒に旅をしている。
　八丈島で舌鼓を打った島寿司、京都・貴船の川床で味わった鱧会席、そして北海道と沖縄のもろもろの味は、忘れられん。んー、食いたくなってきた。
　このコンビ、2006年はどこへ出かけるのだろ。おっと本日は旅の立案ではなくて、ちゃんと仕事の打ち合わせである。酒付きだけど。
　
　20時ちょいすぎ、京浜東北線の新橋あたりで「本日、東京ミレナリオは、これから見にいっても見ることができないという情報が入ってきました」と車内放送された。
　そんなにすごいんだね。いままで何度か見にいったことはあるけど、それほどのものには感じなかったんだが……。ミレナリオもことしでラストだそうで。結局最後までミレナリオとルミナリエのちがいがわからなかった人もたくさんいるらしい。
　
　（20:55）