宿到着

 15時くらいから雲がだいぶん厚くなってきた。16時半すぎ、本日の宿に到着。車から荷物を下ろしていたら、ぽつ、ぽつと雨が降りだした。でもあっという間に上がった。
 きょうはきのうの両津とは正反対、北西部海岸沿いの七浦というところにある民宿にした。入り江に張り付くように瓦屋根の民家が20軒弱ひしめいているちいさな集落。民宿はその集落を真下に見下ろすちょっとした高台にあって、部屋の窓からは海の眺めがすばらしい。晴れていれば夕陽が、また夏には漁り火がきれいなのだそうだ。ちょうど目の前に電線があるんだが、まあこれも日本的な風景ということで。
 宿のおばさん(てか、歳はちょっとだけ上っぽいけどほとんど一緒。お姉さんくらいにしておいたほうがいいか。あ、奥さんでいいのか)は、僕が書いた住所「大田区」の文字に反応。しかもどうやら近い(笑)。結婚してこちらにきたんだろうか。関係ないけど、アンケートなどで「既婚・未婚」のどちらかから選ぶようになっていると困る。離婚者は未婚ではないし、かといって既婚ともニュアンスは違う。どうしたもんか。まあ、歳が歳だから、また普通に結婚しちゃってれば悩むこともないのだけれど
 話戻って宿のこと。佐渡の魚を生かした料理自慢の宿らしいんで、夕食が楽しみ(写真は昼に食べた「いか釜飯」。ひと口食べてから気づいて写真撮った…)。おっとその前に、風呂に入ろうかね。24時間開いてるらしいから急がなくてもいいんだけど。やっぱりお風呂は後回しにして、しばらくはJR福知山線事故のニュースを見ることにする。死者50人(超?)、ほんと大変な事故だ。運命といってしまえばそれまでだけど、運命だとしても気の毒な運命であることには変わりない。きょうは車の中で、ずっとラジオで聴いていた。 (17:35)