一文・二文廃止
なんで早稲田に行ったのかというと、仕事の打ち合わせで。
何年ぶりかはおぼえてないけどとにかくひさびさに早稲田界隈をぶらついたその日に、早稲田大学の第一文学部と第二文学部の廃止が発表された。2007年度から「文化構想学部」と「文学部」が開設されるそうだ。
自分は第一文学部のフランス文学専修(いわゆる仏文科)を出たわけで、要するに出身学部がなくなるわけだが、まあべつになんの感慨もない。「へぇ〜」レベルの驚きも、また残念な気持ちもまったくない。そういうものなんだろうか。
早稲田大学がなくなると聞いたら「ほぉ〜!」レベルでは驚きもするだろうけど。
どっちにしても、学生時代とかほんと遠い昔の話だからな。
不思議なことに、自分が昔通っていた場所だという意識すらも、全然湧き起こってこなかった。
大学時代の後半、大学へ行くと毎日のように足を運んでいた喫茶店がなくなったことを数年前に知ったときのほうが、はるかに驚きというかそういうものがあった。
あ、なんだ、数年前に歩いてるじゃん、あの辺。 (21:45)