「ローレライ」

 で、きのうの晩に川崎で見たのは「ローレライ」です。“超大作”と評判のアレです。
 こういう言い方をしたら不謹慎ですが、ひと言でいうなら「戦争をベースにしたエンターテインメント」という印象でした。べつに悪い意味で言っているんじゃないですよ。戦争の怖さも愚かさも悲惨さも不条理さもこの映画からはあまり伝わってこないけど、まさに“エンターテインメント”としては十分におもしろかったですよ。途中からはストーリー云々以上に、ローレライの女の子(香椎由宇さん)の地上離れした存在感を見るほうが楽しみになりましたが(笑)。原作(「終戦ローレライ」)はまだ読んでいないのですが、彼女のおかげでちょっと読んでみたい気になりました。
 しかし福井晴敏さん、ことしは「亡国のイージス」「戦国自衛隊1549」も公開ですし、大活躍ですねぇ。同い年なんですが。自分がなんだか情けないですよ。 (1:08)