土用丑の日

 そう、きょうは土用の丑の日だった。ことしは1日しかないそうな。
 昼すぎ、都心へ行く用事があったので、ヒマそうなとっきーとその編集仲間のサブちゃんを誘って、神田神保町の「なかや」で鰻重を食ってきた。
 さすがに、混んでた。だけども、土用丑の日にウナギを食うってのは、(比較的新しい習慣であるとはいえ)これはいわば季節の行事。季節に敏感なのは日本人のすばらしいところだし、この日に混んでない鰻屋なんてダメだ(だいたい、おいそこやめといたほうがいいぞっていう川崎の某店も行列ができてたぐらいだから)。いつもなら待つのは嫌な僕でも、喜んで席が空くのを待った。といっても2時近かったから、昼のピークはほとんど終わっていて、数分しか待たなかったけど。
 調べてみたら、なかやに前回にきたのは昨年の9月16日だった。よく書くように僕は大のウナギ好きだから、江戸風も関西風もどっちも好きだけど、ことしみたいにクソ暑い夏の最中はやわらかな江戸風のほうがさっぱりしていいんじゃないかと思う。前回と同じく、肝吸付きの特上、2200円。堪能堪能。
 そうそう、この夏はうちの近くの鰻善に、奥さんを連れてくことになってたんだ。抜け駆けでウナギ食ったことがバレちまうな……。
 
 (20:51)