フェアリーS

　きのうの予想はヒドかったなぁ。かすりもしねぇ。うちの奥さんはガルボの単勝予想だったから見事に当てた。あやかりたいもんだ。
　3日間開催最終日のきょうは中山で3歳牝馬重賞・フェアリーS。以前は年末の短距離重賞だったが、昨年から距離をマイルに延長され、クラシックに結びつくようになった。
　ことしの人気はアプリコットフィズとテイラーバートンが分け合う形になっている。ただしその2頭は7、8枠と外枠。もう1頭人気のアドマイヤテンバも8枠だ。中山のマイルは内枠有利が自明のこと。かといって内枠で人気を集めるメジロオードリーもデビュー戦の時計が平凡で、強調はしがたい。
　それなら別の内枠の馬がおもしろい。本命はカホマックス。新潟で1200mの未勝利戦を逃げ切ったあと休みを入れ、11月の府中で1400mのくるみ賞を逃げ切り勝ち。続くＧII・京王杯でこそ惨敗を喫したが、これはスムーズに逃げられず、ペースも速かった。すんなり逃げられれば勝ち負けできるだろう。4Rの大量落馬事故で松岡が乗れないのは残念だが、北村宏も内枠の逃げ馬ならおもしろい。
　対抗は人気馬の中からアプリコットフィズ。こちらも落馬事故の影響で鞍上が田中勝に替わったが、心情的には蛯名よりもさらに買いやすくなった（笑）。デビュー戦の府中マイルの1分34秒7は芝が速い時期のものとはいえ優秀。頭までうかがえる。
　単穴にメジロオードリー。前述のようにデビュー戦のタイムは遅いため未知数だが、枠有利でこちらも勝ちまであるだろう。馬券は◎の単複と、3頭の馬連ボックスで。
　
　＜フェアリーステークス＞（ＧIII・中山芝1600）
　　◎カホマックス
　　○アプリコットフィズ
　　▲メジロオードリー
　
　（14:50）