平日昼間の鉄火場とか

 昨夜はたしかに素晴らしい月であった。
 ひるがえって、きょうは早朝から雨。こういう日に限って朝の早めの時間に取材とか。夜中ちょいとやることがあって、思ったより時間がかかってしまい、ようやく眠りについたのが6時40分。起きたのが7時20分。40分睡眠で出かけた。
 そうしたら、人身事故で東海道線京浜東北線のダイヤが乱れ、そのあおりで僕が乗った私鉄も遅れた。車内アナウンスでは「電車が渋滞して」いたのだそうだ。
 この私鉄路線(東京と横浜から一文字ずつを取ったやつ)は、だいたいめったに乗らない。せいぜい月に一回程度。もともとガキの頃からあんまり好かない路線だし。もうひとつ西を走る同社の別路線(いかにも郊外っぽい、センスのない名前がついたあの線)よりはまだましだけれども。
 で、なんで? 理由を聞かれても別にない。同じ城南地区を通るとはいえ、僕が生まれ育った大田区京浜急行沿線とは雰囲気があまりにもちがうからだろか。よくわからん。ともかく、なぜだか東○沿線には昔から魅力を感じないんである。おっと、蒲田を通っている池上線と目蒲線(こともあろうに現在は路線名から「蒲」の字がはずされてしまった)は例外だけれどね。
 話変わるが、六本木での取材はやや早く終わり、編集者さまたちとロシア料理のランチを取ったけれど、それでも次の予定まで間があったので、オフト汐留に寄ってみた。もちろん、平日の昼間から何やってんだ系のおっさんでいっぱいいっぱい。
 見回したら、徳光氏もいた。黒ずくめの服に、サングラスかけて、一所懸命マークシートを塗っていた。ま、投資額が僕とはケタがちがうのだろうな。
 今宵も腹がへった。呑んでくるか。
 
 (19:55)