同年代
きのうの夕方、石垣から那覇に到着。夜は例によって、山羊料理さかえへ。
那覇は夕方から雨が少し降った。でも気温は下がらず、さかえでは冷房が入ってた。さかえのなおみさんいわく、「1月に冷房をつけるなってお母さんから怒られるんだけど」。なるほど。
この時期の沖縄は、雨が降ったり北風が強いと15度とかそれ以下まで下がることもあるけれど、晴れるとカッと陽が照って、長袖Tどころか半袖でもOKだったりする。ちょっと歩くともう汗が出る。ダイエットにはいいかも……うまい食い物とうまい飲み物を控えれば、だけれど。
きょうも那覇は朝から晴れ。昼前、宿を出たら急にむしょうにステーキが食べたくなって、“那覇でステーキといえばここ”のジャッキーでテンダーロインステーキのランチにした。
そのあと、沖縄県庁の1階ロビーで開催されている「沖縄の空港展」を見学。沖縄県内全空港のデータのほか、ボーイング737のタイヤ(写真のいちばん左手前)、777のエンジンブレード、DC-10やエアバスA300の計器パネルなどが展示されていて、タイヤやブレードは手で触ることもできる。
午後は、首里へ。きのうさかえで会った写真家さんのオフィスを訪問した。途中で沖縄関連の映画を撮っている映画監督さんがやってきて、しばし歓談。お二人とも、僕よりひとつ上だがまあ同年代である。そういえばきのう、さかえのカウンターで最初に隣になったマイラーさん(マイルをためる目的でたくさん飛行機に乗っている人)も、同年代だった。この方とは昨年もさかえでお会いしていたことが会話の中で徐々に判明。偶然の重なりというのもおもしろい。
話戻って、写真家さん。出身は東京で、沖縄が気に入り、5年ほど前に家族ともども首里に移住したそうだ。しゃべり方や物腰がほんとうにやわらかで、きっとやさしい人なんだろうと思う。
その彼に、オフィスのすぐ近くにある、あまり知られていない御嶽(ウタキ)に連れていってもらった。首里の静かな住宅地に、さらにそこだけ質のちがう静けさが満ちた、まさにこれこそ御嶽という雰囲気の見事な空間だった。
(17:20)