動くプラネタリウム

 「某道」とか(笑)、もう匿名にしても意味がないのでここからは実名で。
 北斗星に乗るのは3度目だけれど、前は学生の頃だったから相当にひさしぶり。しかも過去2回は札幌→上野。下るのは初めてだ。
 スイッチバックして函館を出、大沼のあたりから雲が晴れてきた。個室の窓が上方へカーブを描いているので、ベッドからきれいな星空を望める。ちょうど真上に北斗七星。列車が線路に沿って進む方角をゆるり変えると、それに応じて星空も窓の向こうをすべるように回っていく。まさに動くプラネタリウム
 
 渡島半島を北上した列車が、森でふたたび海沿いに出た。右の車窓、真っ暗だけども、もう噴火湾(内浦湾)だ。日の出まで一時間強。
 
 (5:41)