純情、きらり

 NHK連続テレビ小説、いわゆる朝ドラの「純情きらり」がきょうで終わった。
 半年、一回も逃さずに見た朝ドラはほんとひさしぶりだ。いつ以来だろう。
 前にも書いたけど、朝ドラはやっぱり先の戦争を生き抜く人間ドラマがいちばんおもしろい。そのこともあって今回の「純情きらり」も最初から楽しみに見始めたわけだが、さわやかで、はつらつとしていて、やわらかく、時に厳しい秀作だった。自分が歳のせいか涙もろくなったこともあるだろうけど、この半年、ほんとよく泣いた。
 あのオープニングテーマも、まだしばらくは、ふとしたときに頭の中に流れだすだろう。記憶に残る、ステキなドラマだった。
 
 (22:55)