沖縄そば三昧

 きのうは曇りで時に晴れ間も出たけれど、きょうは一日、雨。その雨の中、昼すぎから夕方まで那覇北隣の浦添まで出かけてきた。
 浦添に着いてまず、昨秋以来の吉野家タコライスで腹ごしらえ。それから雨の町を2時間ほど歩き回り、最後に伊祖城跡近くの「高江洲そば」というお店でトーフそばを食べた。
浦添・高江洲そばの「トーフそば」 ベースはもちろん、沖縄そば。そこにたっぷりと、ゆし豆腐*1がのっている。ゆし豆腐が豊かな風味を持っていて、これがのっているだけで味はいわゆる沖縄そばとかなり違ってくるし、食感も当然異なる。これはこれでけっこうおいしいものである。右の写真を見てもらればわかるように、全体的な色のイメージが豆腐のおかげでかなり白く、錦糸玉子や昆布ものっている。500円。
 
 沖縄そばとひと口に言っても、地域によっていろんな種類が見られ、各地の地名が冠されている。たとえば沖縄本島の北部、名護や山原(やんばる)では、那覇あたりの中南部の平麺(いわゆる沖縄そば)とはまた違った平太麺中心のそばがある。沖縄本島から遠く離れた宮古島や、石垣島などの八重山では細麺が一般的。宮古そばは平細麺か丸細麺で、具がそばの中に隠れているのが特徴。八重山そばは丸細麺で、肉やかまぼこが細切りでのっている。
那覇・大東そばの「大東そば」 今回は、初日に宮古そば、2日目に本島北部の名護そばと八重山そば、きのうは南大東島の大東そばと、各地の沖縄そばを食べ歩いている(いずれも、那覇にあるお店で。これ以外にも普通の定食屋で沖縄そばを食べた)。大東そば(=右の写真)はその名も「大東そば」というお店にて。南大東島の海水を使い、それ以外に塩を加えてはいないようで、スープは澄んでいながらしっかりと形のある味がする。いくらか尖っている印象もあり、それがとてもおいしく感じる。麺も南大東島直送で、これが太く、かつ強めのコシがあった。シンプルな大東そばが500円。
 あしたは与那国のそばを食べるか〜と思ったら、目当てのお店が日曜は休みだった。月曜、帰る前に寄ることにしよう。
 
     那覇・一銀スーパーの「名護そば(ソーキ)」
     那覇・一銀スーパーの「名護そば(ソーキ)」
 
 (19:11)
 
 

*1:豆腐を固める前の状態で、ふわふわした食感