吹くか、やいま旋風

 第3試合、八重山商工・大嶺−高岡商・堀岡の140km級右腕同士の投げ合いでスタート。6回まで終わって八重山が3−2とリードしている。第1、第2試合に続いてこのゲームもここまでは接戦だ。
 八重山側のアルプススタンドは超満員。「ハイサイおじさん」「安里屋ユンタ」「島人ぬ宝」などで盛り上がっている。内野席もさすがに八重山を応援する人ばかり。隣に座ったばあちゃんは大阪の人だが、「石垣島には40回行ってる」そうだ。
 八重山の先制点はレフトポールに当たるホームラン。あれを見た日本人の3人に2人は「二塁打じゃないのか?」「ボブ・デービッドソン呼んでこい!」などなど考えたことだろう(笑)。……などと書いていたら、5回表高岡商、タイムリーで2点を挙げて3−4と逆転するも、二塁走者の三塁踏み忘れで結果的にフォースアウトの判定となり、2点は取り消されるというプレーが起きた。これも、審判がボブだったら云々とか、またまた疑惑の判定?とか、いろいろ思った日本人はきっと多いのだろう。
 それにしても、八重山の大嶺くんは三振をかなり取ってるな。
 
試合前、投球練習する八重山商工のエース・大嶺

 
 (15:47)