WBC、日本が準決勝へ進出するには

 WBCワールド・ベースボール・クラシック)の2次リーグ・プール1は2戦目までが終了。韓国が2勝、日本とアメリカが1勝1敗、メキシコが2敗となって、あとは最終戦を残すのみになった。準決勝に進出するのはこの中の2チームだ。
 ひとまずハッキリしていることは、日本があすの最終戦で韓国に勝って、アメリカがメキシコに負けた場合、日本と韓国が2勝1敗、アメリカとメキシコが1勝2敗になるので、日本と韓国が準決勝進出となる。同様に、日本が韓国に敗れ、アメリカがメキシコに勝てば、韓国とアメリカが2勝1敗で準決勝進出決定。
 問題は、日本が韓国を破り、アメリカがメキシコに勝って、日米韓の3チームが2勝1敗で並んだ場合。このケースでは当該チーム間の対戦成績の“失点率”(総失点をイニング数で割る)によって準決勝進出の2チームが決まる。
 なんかわかりづらいんだが、各紙の報道から総合した“条件”をまとめておこう。延長戦を迎えずに決着がつくという前提に立つと*1、まず日本が韓国に2点差以上で勝ったら、日本の準決勝進出が決まるようだ。そして、日本が韓国に1点差で勝った場合は、次のようになるらしい*2


・日本が韓国に6失点以内→日本と韓国が準決勝進出
・日本が韓国に8−7→韓国とアメリカが準決勝進出
・韓国が日本に9失点以上→日本とアメリカが準決勝進出

 もうひとつ。韓国が日本に勝ってメキシコがアメリカに勝ち、韓国以外の3チームが1勝2敗で並んだときは、まずもちろん韓国は3戦全勝で準決勝進出決定。で、もう1チームは、アメリカがメキシコに2失点以上で負けるなら日本が準決勝進出、メキシコ1−0アメリカならアメリカが準決勝進出となるようだ*3
 
 と、まあこんな感じ。どうなりますかね。
 
 (15:18)
 
 

*1:延長に入るとイニング数が増えるので失点率も変わってくる

*2:当該チーム間の対戦における失点率なので、メキシコ戦の失点は関係ない

*3:このケースでは、日本は韓国に何失点しても問題なし。またメキシコは失点率の関係でもう準決勝進出の望みはない