WBC<日本3−4アメリカ>終了

 3−3で同点の9回裏2死満塁、A・ロッドのヒットでアメリカのサヨナラ勝ち。
 ゲームセットのあと、ベンチに戻ったイチローが、じっと座ったまましばらく動かなかった。そのイチローの姿が、きょうの試合を象徴していた。
 4点目となるはずの三塁走者・西岡のタッチアップが早かったという、限りなく誤審に近いといえる判定。しかもいったん得点を認めてから、それを覆すという愚挙。たしかにそれはあったけれど、結果として試合は“負け”で終わってしまったのだ。ひたすら残念で言葉もないし、怒りすら覚えるが、仕方ない。それが試合というものだ。
 2次リーグ残りの2試合、メキシコ戦と韓国戦でまたがんばってほしいと願う。
 
 (9:25)