有馬前夜の出来事

 クリスマス・イブ(つーか12月24日)が終わり、日付が25日に変わって30分くらいした頃、美ら島に行った。
 今週は結局、旅に出ていた日を除いては毎日行っているようだ。水曜日だったかには閉店後にマスターやお店の人、常連のキムラさんの5人で近くの中華料理屋に行き、深夜に呑み食いしたりもした。いや楽しかった。
 で、きょう店に行くと、ナナさん(音符なしのほう)がカウンターに座っていて、マスターやキムラさんと異様に盛り上がっていた。座っているというより、半ば立ち上がって大声で騒いでいた(笑)。おぉ、クリスマスだなという感じがした。マスターに「タコライスをクリスマスバージョンでお願い」と言ったら、タコライスの上にチキンがのって出てきた。味からすると、たぶんチキンはケンタッキー(笑)。*1
 愉快なナナさんはそのあとしばらくして帰り、やがてほかのお客さんもみんな引けてお店に落ち着きが戻ったあと、数日に一回は美ら島にくる近所の飲み屋のママさんがやってきた。煮物やすきやき、サラダなど手作りの惣菜をたくさん持ってきてくれた。ちょっと早めに店を閉め、マスター、店の人、ママさん、キムラさんと6人でテーブルを囲んで、おいしい惣菜をつまみながら酒を呑んだ。これがまた、姉歯の髪の話やマスターの髪の話、有馬記念の話などで大いに盛り上がった。
 有馬記念は年末の風物詩、国民的行事である。美ら島では、マスターや奥さんから馬券購入を頼まれたし、飲み屋のママさんも「もう(馬券を)買っちゃったよ」と言っていた。競馬のことはほとんど知らないキムラさんまでもが、新聞をのぞき込んでしばしこの話題一色。さすがは有馬記念だ。
 一方、姉歯の髪の話もいまやある意味国民的な話題。姉歯氏はもしかしたら、古代からいままでのすべての日本人の中で、もっとも広くもっとも多く髪に関するウワサをされた人間かもしれない(笑)。
 3時ちょっと前に店を出て、帰ってきた。それから有馬記念の最終予想をいろいろ考えて、アップしたら、こんな時間。そろそろ寝よう。
 
 ことしの有馬記念は、残念ながら現地では見れない。かわりに、2002年から3年つづけて中山で一緒に有馬を見たPさんと汐留のWINSに行き、人々の熱気の中でレースを見守ることにした。
 僕の勝負馬券も、そこで買う。馬券が当たってほしいのはやまやまだけれど、とにかく、どの馬も、最後まで無事に走ってほしい。……最終的には、その気持ちで、いっぱいだ。
 
 (5:43)
 
 

*1:美ら島にはから揚げのメニューがない。クリスマスだから内輪で食べる用にでも買ってきたのだろうかw