島の話をさらにいくつか

 日本最南端の沖ノ鳥島東京都小笠原村に属している。日本の領土であるから、Yahoo!の地図でも表示できる(→ココ)。
 東京都小笠原村に属しているということは、きちんと行政エリアに組み込まれているわけで、つまり沖ノ鳥島を本籍地に指定することもできる。実際にそういう人がいるらしいという話はウェブで見つけたことがある。
 世に「端っこシンドローム」というのがある。要は、端っこまで行ってみたいという願望だ。僕の中にもそういうのがある。日本でも海外でも、あるところに行くと、ぜひともその端っこの岬なんかまで行ってみたくなる。ヨーロッパでは、やはり端っこのアイルランドの端っこから大西洋を見ないではいられなかった(笑)。そうして「ああ、この広い海の向こうにはアメリカ大陸」なんて思ったり思わなかったりする。
 日本の端っこに関していえば、最北端(北海道・宗谷岬)にしか行ったことがない。きのうの日記に出てきた最西端の与那国島はまだだし(これからこれから!)、最南端の沖ノ鳥島、最東端の南鳥島ももちろんない。南鳥島はまだ普通の人でも上陸できる可能性がわずかに残されているようだが、沖ノ鳥島は現状でそのチャンスはほとんどないと言っていい様子(まあ、仮に上陸できたとしてもああいう状態だから、島自体に自分の手で触れるのは難しかろう)。ただし、クルーズで近くまで寄れる可能性はあるらしい。いつか自分の目で、日本の最南端と最東端をしっかりと見つめてみたいものである。
 で、端っこシンドロームの話に戻るが、このページの方もやはり端っこシンドロームにかかっているのかもしれない。宗谷岬与那国島だけでなく、南鳥島にも2度訪れているとか。うらやましい。さすがに沖ノ鳥島はムリみたいだが。
 驚くのは、1999年5月2日に沖縄波照間島にいて、その1週間後には南鳥島にいること。いったいどういう人間じゃいと思ってプロフィールを見たら、海上自衛隊の方だそうで。だから南鳥島にも行けるんだな(硫黄島にも行っているみたい。これもうらやましい)。それはともかくとして、いきなりいちばん上の行に「北方領土がいつの日か変換されると」……海上自衛隊の名誉のためにも、変換ミスにはくれぐれも気をつけよう(笑)。*1 (0:39)
 

*1:そのほか「天候には恵まれず日本最後の洛陽を見ることはできませんでした」という記述も……